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暮らしを快適にする「扉」の選び方

住まいをリフォームする際、あまり注目されない部屋の「扉」。
しかし、居室空間をノビノビ使い、生活動線をスムーズにするためには、扉選びは重要なポイントです。
例えば、「引き戸」にするか「開き戸」にするかによって使い勝手や特性が異なりますし、若い頃は問題なく使えていても、足腰が弱ってくると使いにくくなることもあるので注意が必要。また、引き戸を、空間をつなげたり区切ったりする可動式の間仕切りとして使うこともできます。使う人の年齢や状況に合わせて、わが家に最適なものをチョイスしましょう。

住まいの出入口に使う建具で代表的なものは、「開き戸」と「引き戸」。さらに「折れ戸」を加えた3種類があります。

開き戸とは、いわゆるドアのこと。引き戸より気密性が高いので、すき間風は少なめです。音ももれにくいので、リビングのそばのトイレなどに使うと安心。軸を中心に弧を描く動きで開閉するため、可動域の分だけスペースが必要です。
開閉に伴う体の動きは引き戸より大きくなりがち。内開きと外開きがあり、外開きの場合は開けた先に人がいた場合にぶつからないよう、注意して操作する必要があります。
そして取っ手は、円筒形のドアノブよりも操作しやすいレバーハンドルにすると、子どもや高齢者にも使いやすくなります。

引き戸は、レールに沿って左右方向にスライドして開閉するため、開閉に要するスペースはドアよりずっと少なくて済みます。開閉に伴う体の動きも小さいので、身体が不自由な高齢者には使いやすいでしょう。好みの位置で開けたままにでき、風でバタンと閉まることがないので、通風量を調節しやすいのもメリット。その反面、気密性はドアよりも劣ります。

折れ戸は、扉が2枚に折れて開くタイプの建具。ドアよりも開閉スペースが少なくて済むため、狭い場所やほかのドアと干渉するような場合に有効です。内部をパッと把握しやすい大きな開口部ができるのも特徴。水回りや収納扉などによく使われます。

扉は部屋の出入り口だけでなく、例えば引き戸を可動式の間仕切りとして上手に使うことで、暮らしやすさをぐっと向上させることもできます。
例えばリビングとキッチンが連続している場合、「普段は引き戸を開けてオープンで広々した大空間として使い、来客時は閉めて区切る」というような使い分けが可能に。
ほかにも、子ども部屋を成長に合わせて区切ったり、リビングの一角に設けた和室コーナーを来客時だけ独立したゲストルームとして使ってもらうなど、シチュエーションに合わせて空間のつながりを変えられるのが利点です。

扉の選び方一つで、暮らしの便利さは大きく変わってきます。
リフォームをお考えの際は、扉の見直しもぜひ考えてみてください。


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