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足元からじんわりあたためて、ホコリ知らずの住まいを

暮らしのアイディア

2023年10月19日

前回、健康寿命を伸ばすための「温熱環境」に関して、浴室をはじめとした断熱改修についてお話させていただきました。
「ヒートショック」への対策としても、ぜひ検討したいポイントですね。

今回は、「健康に過ごせる暖かな住まい」を実現する「床暖房」についてお話させていただきたいと思います。

これからの寒い季節、部屋にいる時に「暖房をつけているのに底冷えがする」と感じることはありませんか？
特に寒さを感じるのは足元から。そこで効果的なのが「床暖房」です。
床暖房は、床面が最も温度が高く、天井に近づくほど温度が下がるので、まさに頭寒足熱。輻射熱で空気をあたためるので乾燥し過ぎることがなく、温風が出ないのでホコリが舞い上がることもありません。

床暖房には様々なシステムがありますが、広い範囲や複数のお部屋におすすめなのがランニングコストが安い温水式床暖房。温水式は、床暖房パネルに熱源機で作ったお湯を循環させることでお部屋を暖める床暖房システムです。
ヒートポンプ式の温水床暖房システムなら、効率よく温水をつくるから経済的。月々の電気代をかしこく節約できます。

ヒートポンプ式の温水床暖房システムは、エコキュートと組み合わせることも可能。
エコキュートは、昼間の約1 / 3もおトクな夜間電力を使用するので、電気代を気にせず暖房することができます。

そんな床暖房に対応した床材も、いろいろあります。
パナソニックの「ベリティスフロアーW ハードコート」は、天然木突き板仕上げで床暖房にも対応。足触りがよく寒い冬もスリッパなしで床暖房の心地よさを楽しめます。
床暖房対応の床材の種類も増えているので、好みに合わせてカラーや質感を選ぶことができます。