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ライティングの演出パターン6選
前回、照明の種類と効果についていくつかご紹介しました。
今回もその続きで、ライティングの演出パターンをいくつかご紹介したいと思います。
●中心のあかりをつくる
「火を囲む」というあかりの原風景のように、リビングテーブルやダイニングテーブルの上に光を集めて、人が集いたくなる空間の中心感をつくります。
●視線の先を明るくする
視線の先にある壁面などを明るくし、床面照度ではなく鉛直面の照度をあげることで実際の照度以上の明るさ感が得られます。物理的「明るさ」だけではなく感覚的「明るさ感」も重視します。
●あかりの重心を下げる
低い位置にあかりを置き、あかりの重心を下げれば、空間に落ち着き感やくつろぎ感が出ます。また高い位置のあかりと組み合わせ、高低差をつけることで、空間の立体感を引き出すこともできます。
●陰影をつける
物体は陰影があって初めて立体として見えてきます。あえて明暗をつけることで空間に広がりや奥行きを感じることができるようになります。
●床・壁・天井で光を受ける
光はそれを受ける「面」があってこそ明るさとして目に見えてきます。床・壁・天井という「面」を明かりを受ける反射板とすることで、空間の開放感を強調することができます。
●あかりを中心からずらす
ダウンライトを廊下の片側に寄せることにより空間に陰影がつき立体的に見え、同時に天井という「面」を美しく見せる効果もあります。
あかりを使いこなして、ワンランク上の空間づくりを。
みなさんもぜひチャレンジしてみてください。
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