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トイレの手洗い器をリフォームで後付けするには?種類や費用も紹介
トイレの手洗い器には、トイレ本体に手洗いボウルが付随している一体型タイプと、独立して設置するタイプがあります。一体型タイプはトイレ本体を交換するしかありませんが、独立して設置するタイプであればリフォームで後付けも可能です。
今回は独立型の手洗い器を設置するためのリフォームについて解説します。リフォームするメリットや手洗い器の種類、費用相場など知っておきたいポイントも紹介するので、検討中の方はぜひ最後までご覧ください。
トイレの手洗い器をリフォームで設置するメリット
まずはリフォームでトイレに手洗い器を設置するメリットから、整理してみましょう。
衛生的
トイレ内に手洗い器があるとトイレ後にすぐに手洗いができ、衛生的なのが大きなメリットです。手洗い器がないと、外の洗面台を使用しなければならず、そこにたどり着くまでにドアやドアノブ、スイッチなど複数箇所を触ることとなり、菌が付着しやすくなります。
トイレ内で手洗いが完結すると、排泄時に付着した菌をトイレの外に広げることも少なくなり、感染症拡大防止にもつながります。ハンドソープを置くスペースを作っておくと、さらに衛生的です。
誰でも手を洗いやすい
トイレ一体型手洗い器の場合は、便座の奥に手洗い器があるため、小さな子どもや高齢者には使いづらいことがあります。独立した手洗い器があれば、誰でも使いやすく、手を洗うことが苦でなくなる点がメリットでしょう。
トイレがおしゃれになる
リフォームで手洗い器を設置することで、トイレがおしゃれになります。手洗い器はデザイン性に優れたものも多く、トイレの内装リフォームと合わせて設置することで、おしゃれなトイレが実現できます。
トイレは閉ざされた狭い空間なので、家の中の他の空間とインテリアテイストが違っていても違和感がありません。手洗い器リフォームを機に、トイレの内装を自由にリフォームできるのも魅力です。
収納を増やせる
手洗い器にキャビネットなどの収納がついているものを選ぶと、トイレ内の収納スペースが増えます。現在のトイレに収納スペースが少なく、トイレットペーパーやサニタリー用品、掃除用品が収まりきらないなどのお悩みがあれば、キャビネット付きの手洗い器を選ぶのもよいでしょう。
トイレの手洗い器は主に3種類
トイレの手洗い器には主に「キャビネットタイプ」「壁付けタイプ」「カウンタータイプ」の3種類があります。それぞれの特徴を知ってから選ぶことで、理想のトイレリフォームが叶うでしょう。
キャビネットタイプ
おすすめのパターン:スペースが広めのトイレ
キャビネットタイプは、収納スペースの上に洗面ボウルがついている、オーソドックスな手洗い器です。キャビネット内にトイレットペーパーや掃除用品などを収納でき、トイレ内をスッキリとさせられます。
キャビネットや手洗い器の大きさにもよりますが、出っ張りがあるため、比較的スペースが広めのトイレに向いているでしょう。
壁付けタイプ
おすすめのパターン:スペースが狭めのトイレ
コンパクトな壁付けタイプは、トイレ内にあまりスペースがない場合でも設置できます。手洗い器の下にスぺースが生まれるため、トイレ全体をスッキリと見せる効果もあります。トイレ中のスマホの一時置き場としても使えるようにペーパーホルダーの上にカウンターを設置することも可能です。
また、壁埋め込み式の手洗い器も壁付けタイプの一種です。壁に埋め込まれている分、トイレ内のスぺースを広く確保できるのがメリットです。
カウンタータイプ
おすすめのパターン:ある程度横幅のスぺースがあるトイレ
カウンタータイプは文字通りカウンターを設置し、その下などに手洗い器やキャビネットを組み合わせる複合タイプです。カウンター下を自由に活用でき、デザイン性も高いため、トイレのインテリアにこだわりたい方に適しています。
キャビネットとの一体型なら、カウンター下のスペースを収納として有効活用できます。
シンプルにカウンターの上に洗面器を設けただけのスタイルも素敵です。ホテルのトイレのような、スタイリッシュな空間にしたい方におすすめです。洗面ボウルとカウンターのさまざまな組み合わせが楽しめるため、ぜひお気に入りスタイルを探してみてください。
トイレの手洗い器リフォームを実現するための費用相場
リフォームでトイレの手洗い器を交換、または後付けする際の費用相場を紹介します。
キャビネットタイプ【10万円~】
同じ場所にキャビネットタイプの手洗い器を設ける場合、配管工事が不要となるケースが多いため、10~15万円程度で設置可能です。場所を移動させたり、新しく設けたりする場合は配管工事が必要になるため、15~20万円程度は必要と考えましょう。
ただし、キャビネットの大きなものに変更したり、自動水栓にしたりすると、上記の費用よりも高くなります。
壁付けタイプ【6万円~】
シンプルな壁付けタイプの手洗い器を同等の手洗い器に交換する場合は6~12万円と、最もリフォーム費用が安くなります。後付けする場合は12~15万円程度が必要です。
ただし、埋め込みタイプを設置する場合は、壁を剥がして手洗い器を設置しなければならず、内装工事が必須となるため、18万円からと高額になりがちです。カウンターを組み合わせたり、自動水栓にしたりするとさらに費用がかかります。
カウンタータイプ【8万円~】
シンプルなカウンターに置き型の手洗い器を設置したシンプルなタイプであれば、交換で8~12万円、後付けで14~17万円程度でリフォームできます。キャビネットを広くしたり、造作したりすると20万円以上の費用が必要になります。
リフォームでトイレの手洗い器を設置する際のポイント
トイレの手洗い器の設置リフォームを成功させるには、2つのポイントを覚えておきましょう。
トイレと手洗い器のサイズや位置を考える
トイレの広さと手洗い器のサイズ、手洗い器を設置する位置をよくと考えることが大切です。例えば、狭いトイレに大きなキャビネット付きの手洗い器を設置すると、出入りの邪魔になりトイレが使いづらくなってしまいます。
また、幅が狭いトイレの入り口に手洗い器を設置すると、出入りする度に体を斜めにしないと通れないケースもあります。自宅のトイレの幅と、導入したい手洗い器のサイズが適切か、よく検討してみましょう。悩んだらリフォーム会社に相談するのもおすすめです。
内装リフォームを同時に行うとお得
手洗い器の交換や後付けをする際、同時にクロスの補修も必要となるケースが多くなります。いずれトイレの内装リフォームやトイレ本体の交換を予定しているのであれば、手洗い器のリフォームと同時に依頼するとよいでしょう。
なお、トイレ本体の寿命は約10年、洗面ボウルの寿命は約10~20年と言われています。交換時期が近いのであれば、トイレ全体をリフォームすることで、施工費や人件費などが抑えられる可能性が高くなります。
また、トイレメーカーが取り扱う手洗い器を選ぶと、トイレ空間に一体感が生まれます。インテリアに迷ったら同じメーカーのものを選ぶのもおすすめです。
トイレに手洗い器を付けるリフォームは旭ハウジングへ
リフォームでトイレの手洗い器を設置することで、衛生的になるだけでなく、収納を増やせたりおしゃれなトイレにしたりすることもできます。トイレ用の手洗い器は大きく分けて3タイプあるため、自宅のトイレの広さや予算と相談しながら、適切なものを選びましょう。
東京、神奈川近辺で手洗い器の設置やトイレリフォームを検討しているのであれば、ぜひ旭ハウジングへご相談ください。お客様のご要望をじっくりヒアリングしながら、最適なプランを提案いたします。
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