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オール電化住宅で電気代を節約するポイントは？

家づくりコラム

2022年8月30日

前回はオール電化住宅についてお話してきました。
今回は、オール電化住宅で電気代を節約するポイントについて、少しご説明してみたいと思います。
すでにオール電化で生活されている方も、参考にしていただければと思います。

電気代を節約する最大のポイントは、夜間電力の使用です。
日中の電力と比べると、夜間電力の方が電気代が安くなっています。そのため、日中の電力ではなく、なるべく夜間電力を使うようにするのが電気代を節約するポイントといえます。
夜間電力を使って節約するための方法としては、家電に搭載されているタイマー機能を使うのがおすすめです。たとえば、炊飯器やホームベーカリーにはタイマー機能が付いているので、夜間電力が適用される早朝にタイマーをセットしておくと良いでしょう。

●エコキュートの節約術
エコキュートの電気代を節約するポイントも、夜間電力を使って翌日に使用するお湯を貯めておくことです。そうすることで、電気代を抑えることができます。
それに加えて、追い焚きや自動保温ではなく、足し湯機能を使うようにすると効果的。追い焚き機能を使うと、タンク内の温度が下がってしまい、再びタンクを温める際に電気代がかかってしまいます。自動保温は自動的に追い焚きすることなので、同様の理由で節約につながりません。
一方、足し湯機能でお湯を温める場合は、タンクの中にある夜間電力を使って貯めたお湯をそのまま使用するため、タンク内の熱が下がらず、再度温め直す必要もないので節電につながります。

●蓄熱暖房機の節約術
冷房より暖房の方が電気代はかかるので、電気代を抑えるためには暖房費の節約が必要です。そこで、「蓄熱暖房機」の節約術をご紹介したいと思います。
「蓄熱暖房機」はオール電化住宅でよく使われている暖房機ですが、料金の安い夜間の電力を使って熱を溜めておき、電気代が割高な日中に蓄積しておいた熱を使って部屋を暖める仕組みとなっています。
この蓄熱暖房機を節約するには、季節に合った最適な設定にする必要があります。年中同じ設定ではなく、気候に合わせて微調整し、最適な蓄熱量を設定してください。